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【読書記録】最近読んだオススメの本5冊!【2024年6月14日版】

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野々蘭

こんにちは、館長の野々蘭(ののらん)です!

ふだんこのブログでは、創作活動をする人にオススメな本を中心に、1冊ずつ紹介記事を書いています。

ですが、たまにはゆるっと「最近読んだ本(再読含む)」をまとめて紹介する記事があってもいいんじゃないかと思い、不定期でやっていくことにしました。

  • とりあえず最近読んだ本を紹介したい!感想を残したい!
  • (ネタバレや世界観的に)多くは語らない方が良い本だけど、紹介したい
  • ニッチ、カテゴリ分けしづらい、(私は好きだけど)読む人を選ぶ?本

みたいなときに書き溜めていって、ある程度の冊数になったら投稿する感じにしようかと思っています(たぶん、大体が1つ目と2つ目の理由だと思います)。

月に1回かもしれないし、あまり読めていないときは少し間が空いてしまうかもしれません。
野々蘭のリアルな読書記録にご興味がありましたら、お付き合いいただけると嬉しいです。

野々蘭

当然ですが、「おもしろかった」、「オススメできる」と思った本だけを紹介していきます!

そんなわけで、今回は漫画2冊を含む、5冊の本を紹介したいと思います。

①センスは5% クリエイターをサポートするための45の技術/長島健祐

大人気WEBメディア「オモコロ」などを運営する会社、「バーグハンバーグバーグ」の社長であり、YouTubeチャンネル「オモコロチャンネル」の動画にも度々登場する長島さんの著書。

コンテンツ制作がメインの会社で、「どうやってクリエイターをサポートしていくか」、「社員が気持ちよく働けるか」というコンテンツ制作”以外”の部分を担う長島さんが、ふだん意識していることや、社内ルールなどを紹介しています。

巻末対談でのけんすうさんの言葉を借りるなら、まさに『「コンテンツにまつわる見えない部分」を書いた本』ですね。

エンタメコンテンツとして何気なく見ていると、「面白いことやぶっ飛んだことばかりやっていて楽しそうだなぁ」くらいの感想になってしまうけど、もちろんそんな単純な話ではありません。

広告会社として企業とやりとりをしたり、色んなタイプのライターさんや社員さんたちをまとめたり、彼らの得意不得意を見きわめて仕事を振り分けたり…。

コンテンツも出したら出しっ放しではなく、ちゃんと伝えたい層に届けなければいけません。

面白いものをつくったらそれでおわり、ではないということ。

クリエイターにとって大事なことなのに、どうしても見えにくいコンテンツ制作以外のことを、社長という立場から語ってくれた貴重な本です。

野々蘭

「苦手なことはやらせない」という考え方が素敵で、そういう環境で仕事できる会社がもっとあればな…と思ってしまいました。
また、そこで出てきた現オモコロ編集長・原宿さんのエピソードがなんともいえず好きです(笑)

②ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた/メンタルドクター Sidow

タイトルからハッとさせられる方もいるんじゃないでしょうか。

世の中にはいわゆる「定番のストレス解消法」みたいなものがあふれているけど、本当にそれで解消できているのか?
なんとなく「こういうときには〇〇でもするか」とやってみたら、なんだか逆に疲れてしまったり、逆効果になってしまった…という経験、意外とみなさんもしているんじゃないかと思います。

本書は精神科医である著者が、正しいストレスの知識と、具体的なストレスへの向き合い方をまとめています。

たとえば、よくあるストレス解消法として、つぎのようなことが思い浮かびませんか?

  • 〇〇だったらどうするか、と考える
  • 何もせずにぼーっとする
  • 嫌なことをされたら受け流す
  • 寝られるだけ寝る
  • 旅行をする

本書では、こういったよくあるストレス解消法について、「こういう状況の場合は逆効果だよ」、「やるならこのように意識してね」という、より良い解消法やコツが書かれています。

完全に間違っているわけではないけど、ちょっとしたことで逆効果になっていたり、惜しいことをしていたんだな!と知るきっかけにもなるので、ご自身の状況に合わせてぜひ参考にしてみてください。

野々蘭

余談ですが、表紙をはじめ、ところどころに出てくるイラスト(SHIMAさん)もオシャレで素敵です。

こちらの作品は、Kndle Unlimitedの読み放題対象の読み放題対象です!

③らくらく売る人のアタマの中 営業・集客の心のブレーキの外し方/今井孝

フリーランスを目指していたり、クリエイターとして仕事がしてみたいと思いながらも、

「自分なんかがお金をいただいていいのか」
「本当はこのくらいの価格にしたいけど、高いと思われるかも」
「宣伝や営業をすることに抵抗感がある…」

など、心にブレーキをかけてしまうことってあるあるだと思います(仕事でなくても、同人イベントやハンドメイドの物販などで、こういう気持ちになったことがある人もいるかもしれません)。

著者の今井さんは、そういったメンタルブロック(行動を妨げる思い込み)に悩む人に寄り添う本を多く書かれています。
この本はまさに、先述したような心のブレーキが外せない人に向けた本です。

本書を読むことで、まずは、「自分(の商品)を売ったり宣伝するのが苦手、という人は意外と多いんだ!」と知るだけでも、すこし勇気が出るんじゃないでしょうか。

ビジネス書ではありますが、「新しい趣味に挑戦したいけど一歩踏み出せない」とか、「とにかく失敗が怖くてネガティブになってしまう」など、あらゆる場面で応用できる考え方もあるなと思いました。

野々蘭

私自身、もともとネガティブでメンタルブロックがバチバチにあるので、共感する部分が多かったです…(笑)

④るきさん/高野文子

度々絶賛する声を見かけていて、気になっていた作品。

のんびりマイペースで幸せそうなるきさんと、いわゆるキャリアウーマンでおしゃれな友人えっちゃんの日常を描いた、独特のゆるっとした空気感がある漫画です。

1話が見開き2ページのオールカラー漫画なのですが、この作品は雑誌『Hanako』で1988年~1992年まで連載されていたそうです(思った以上に前でびっくり!)。

しかし、これだけ変化の激しい現代に読んでも、全っ然違和感がありません。

とにかく色使いやファッションがおしゃれで、コーディネートも「え、むしろ今っぽくない!?」と思ってしまったり(ファッションの流行は繰り返しているというし、今だからこそ、ちょいレトロな感じが可愛く見えるのかも)。

また、るきさんは在宅の仕事をしていて、1ヶ月分の仕事を一週間で終わらせて、あとはのんびり図書館に行ったり、古切手をあつめたり、たまにえっちゃんとお出かけしたりして暮らしています。
ちなみに独身で恋人もいませんが、とくに気にしてなさそうです。

そんなライフスタイルや価値観も、なんだかイマドキっぽく感じるのは私だけでしょうか。

ラストはなかなかに衝撃を受けましたが、そんなところも含めて、自由にのびのびと生きるるきさんや、えっちゃんとの関係性に憧れてしまいます。

野々蘭

ちょっと気持ちが張り詰めてるときや、なにか楽しいことないかな~ってときに、窓でも開けてごろんと転がりながら読みたい本です。

    ⑤ギャル医者あやっぺ/長イキアキヒコ

    黒ギャルの医師「あやっぺ」と個性的な病院の面々、患者さんとのやり取りを描いた4コマ漫画。

    ひさしぶりに「THEギャグ漫画!」って感じの4コマ漫画を読みましたが、難しいことなんにも考えずに読めるので、嫌なこと忘れたいときとか元気がないときに読むと良いと思います(笑)

    個人的には、病院まったく関係ないのにちょこちょこ出てくるミヤビ先輩が好き。
    なにを考えてるのか1ミリも分からんけど、いい人であることは確かでしょう。
    あと馬がかわいい。

    ところで、外科手術したり整形頼まれたり歯の治療したり出産に立ち会ったり、この人いったい何科の医者なんだ?

    まだ1巻しか読めていないので、元気がないときに続きを読もうと思っています。

    こちらの作品は1巻のみ、Kndle Unlimitedの読み放題対象の読み放題対象です!

    野々蘭

    さっくと読めて笑えて元気出る、4コマ漫画ってやっぱり好き!

    まとめ

    以上、漫画も含めて5冊紹介しました。

    今回のなかで1番お気に入りなのは、『るきさん』かな~と思います。

    フィクション作品でありながら、どこかにいる素敵な女性たちのエッセイ漫画を読んでいるような感覚で、憧れと親しみのバランス感が絶妙です(基本的には地味な日常の描写が中心なので、そういうのが好きな人向け)。

    あと、ずっと手元に置いておいて、たまに見返したいと思える作品が増えたのが嬉しいですね。

    こんな感じで、今後もたまに「最近読んだ本」の紹介をしていこうと思います。

    どれか1冊でも、新たに気になる本と出会うきっかけになれば嬉しいです。

    それでは、また次の記事でお会いしましょう!